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Databeat(アジト)

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目次

Databeatは、データの収集から分析・可視化までを一貫して行える国産BIツールです。ここでは、特徴や料金、導入事例を交えながら、ビジネス現場での実践的な活用法を紹介します。

Databeatの特徴

複数広告媒体やGA4と自動
連携が可能

2024年1月時点でDatabeatは39の広告サービスと連携でき、Googleアナリティクス(GA4)ともデータを組み合わせられます。複数の広告媒体で出稿していても、広告運用データをまとめて自動収集し、毎日最新の数値を管理できるのが強みです。

連携先が広範囲にわたり、API連携が整備されていない媒体のデータもCSVでアップロードできるため、ほとんどの広告運用に対応可能です。単一の媒体に限定されない包括的なデータ管理が実現できるので、データ活用に広がりを持たせたい企業にとって大きなメリットとなります。

指標を自動整形し、横断的な
比較・分析をスムーズに

広告媒体ごとに指標や表記の違いがあると、データを集計する際に手作業で加工する必要があり、担当者への負荷や入力ミスが増えがちです。Databeatでは、媒体から取得した指標を自動的に整形・統一し、GoogleのBigQueryへ蓄積してくれるため、媒体間の比較がラクに行えるようになります。

データ加工の手間を省けることで、数字のチェックやレポート作成にかける時間を大幅に削減し、本来取り組むべき分析・戦略立案に集中できる点が魅力です。

専門スタッフによる
手厚いサポート体制

Databeatは、無料トライアルの段階からオンラインミーティングによるオンボーディングを実施し、疑問点の解消をサポートします。導入後も、FAQや動画で操作方法を学べるほか、チャットによる問い合わせが可能です。

「知りたいことをすぐに問い合わせできる」「初期設定もサポートしてもらえる」という安心感があります。広告データの自動化ツールを初めて導入する企業や、中小企業でIT担当者が少ない環境でもスムーズに運用が始められるでしょう。

Databeatの中小企業での
導入事例

レポート作成の負担が1/3に

  • 業界:Web広告代理業
  • 企業名:サイバーホルン
  • 規模:従業員1人〜50人

導入前の課題:
レポートの柔軟なカスタマイズが
困難で、手作業の負担が大きかった

他社の広告レポートツールを使用していましたが、テンプレート通りのレポートしか出力できず、クライアントごとの要望に合わせたカスタマイズができないという課題がありました。

レポートを作成する中で必要な情報を手作業で抽出・加工しており、大きな工数とリソースが発生。使っていたツールは動作が重く、新規アカウントの登録にも時間がかかるというストレスも抱えていました。

導入後の効果:広告レポートの自動更新で効率化と顧客満足を両立

Databeatを導入したことで、広告データをLooker Studioへ自動連携し、日々のデータ更新も自動化。クライアントに合わせたレポートをタイムリーに提供できるようになりました。

レポート作成にかかる人員は従来の2〜3名から1名体制に削減され、工数は約1/3に減少。クライアントからも「いつでも新しいデータが見られる」と好評で、連絡回数の減少にもつながりました。

※参照元:Databeat Marketing Magazine(https://www.data-be.at/magazine/cyberhorn/)

月次レポート作成の手作業
ゼロを実現

  • 業界:Webマーケティング/広告運用
  • 企業名:オンジン
  • 規模:従業員1人〜50人

導入前の課題:
レポート作成にかかる手作業と時間が
負担に

1社あたり約30分かけてExcelで手作業で作成しており、クライアント数の増加に伴って業務は逼迫。施策立案など本来注力すべき業務に十分な時間が割けない状況が続いていました。他社ツールでは最低契約期間や高額な月額費用が導入の壁になっていたことも課題でした。

導入後の効果:リアルタイム閲覧で、手動レポート業務を完全撤廃

Databeatを導入したことで、Looker Studio形式のレポートを自動生成・共有できるようになり、毎月のレポート作成工数は実質ゼロに。リアルタイムで前日までのデータを確認できる形式に切り替えたことで、クライアント自身が必要なタイミングで閲覧可能になり、資料送付の手間も不要になりました。

※参照元:Databeat Marketing Magazine(https://www.data-be.at/magazine/onjin/)

Databeatの価格

料金プラン

プラン名 -
初期費用 0円
月額費用 55,000円(税込)〜

無料トライアルの有無

あり(14日間)

このメディアでは、業務の見える化を実現する中小企業向けのBIツールをまとめています。
業界別におすすめのツールを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Databeatの基本機能

広告データの収集・蓄積を
自動化する仕組み

複数媒体の管理画面からデータをダウンロードし、Excelやスプレッドシートでまとめる作業は、どうしても人的リソースを圧迫しがちです。Databeatは複数の広告媒体から自動でデータを収集し、媒体によって異なる指標も整形・統一してBigQueryに蓄積してくれます。

データを探す手間や整合性チェックの時間を削減可能。担当者は情報を簡単に取り出せるため、プロジェクトの進捗確認やレポート更新を素早く行い、意思決定のスピードを高めることができます。

レポートテンプレートによる
効率的なレポート作成

DatabeatはLooker Studio(旧Googleデータポータル)と連携しているほか、Excelレポートテンプレートも無償提供しています。テンプレートを使うことで、広告運用の進捗や成果指標が見やすい形に自動でレポート化され、読み手にわかりやすい資料をすぐに作成できます。

テンプレートは標準的な項目があらかじめ組み込まれているため、レイアウトを一から考える必要がありません。細かなカスタマイズも自由に行えるので、社内共有やクライアント報告など、用途に合わせたレポートを簡単に準備できるようになります。

多様なツールへのデータ出力で
広がる活用方法

Databeatが収集・整形・蓄積したデータは、BIツールやExcel、スプレッドシートなどに自由に出力できます。既存の業務フローやツールに合わせたデータ活用が可能です。

社内でExcelやスプレッドシートを中心に運用している中小企業では、新しくBIツールを導入しなくても、日ごろから慣れ親しんだフォーマットで広告データを管理できます。

高度な分析を行いたい場合でも、TableauやLooker StudioなどのBIプラットフォームにシームレスにつなげられるため、データドリブンなマーケティング体制をスムーズに整えられる点が大きな魅力です。

Databeatのセキュリティ

ISO/IEC 27001:2022認証を取得し、情報資産の保護やリスク管理体制を国際基準で整備。外部からの不正アクセスや情報漏洩リスクを抑え、安心して活用できます。

Databeatの操作画面が
わかる画像

Databeatの画像
引用元HP:Databeat公式
https://www.data-be.at/
Databeatの画像
引用元HP:Databeat公式
https://www.data-be.at/features/report-template
Databeatの画像
引用元HP:Databeat公式
https://www.data-be.at/features/report-template

Databeatの紹介動画

公式HPに紹介動画はありませんでした。

Databeatはこんな人に
おすすめ

Databeatは、複数の広告媒体を運用している企業や、広告レポート作成に多くの時間を費やしている方におすすめのツールです。Google広告やYahoo!広告、SNS広告などのデータを自動で収集・整形し、分析や改善施策に専念できる環境を整えます。

ITツールに不慣れな方でも安心して導入できるよう、専門スタッフのオンラインサポートや解説動画、チャット対応など手厚いサポート体制も魅力です。GA4との連携にも対応しており、広告データとアクセス解析を一元管理・分析したい方にも適したツールです。

このメディアでは、業務の見える化を実現する中小企業向けのBIツールをまとめています。
業界別におすすめのツールを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Databeatの構築方法

  • 導入形態:クラウド
  • 環境構築の代行:◯
  • 構築後のアフターフォロー:◯

Databeatと連携できる
サービス

  • Google広告
  • Yahoo!広告
  • Facebook広告
  • Instagram広告
  • Twitter広告
  • LINE Ads Platform
  • Youtube広告
  • Criteo
  • Logicad
  • Gunosy広告
  • SmartNews広告
  • ADMATRIX
  • Taboola
  • TikTok広告
  • Freak Out
  • Red
  • ScaleOut
  • Bypass
  • cinarra
  • Zucks Ad Network
  • Apple Search Ads
  • Indeed広告
  • docomo Ad Network
  • nend
  • Appdriver
  • MarketOne
  • A8.net
  • VALUECOMMERCE
  • ACCESSTRADE
  • JANet
  • Rentracks
  • afb
  • Universe Ads
  • Outbrain
  • LinkedIn
  • Microsoft広告
  • RTB House
  • LinkShare
  • トラフィックゲート
  • GA4連携(β版)

Databeatの基本情報

会社名 アジト株式会社
本社所在地 東京都千代田区麹町4-8-1 THE MOCK-UP 210
電話番号 03-6261-4026
公式サイトURL https://www.data-be.at/
INDUSTRY SPECIFIC
業界別|
おすすめのBIツール3選

BIツールは70製品近く※1と多くの製品が存在することから、その中で自社にピッタリの製品を見つけるのは難しいもの。
ここでは、分析したいデータの傾向を整理し、業界別におすすめのBIツールを紹介します。

小売・EC向け
クラウドフォーミュラCloud Formula
クラウドフォーミュラ
引用元:Cloud Formula公式HP
https://cloudcrossing.co.jp/pages/cloud-formula
小売・EC向けの分析/機能
  • 売上、顧客データ分析
  • 購入チャネル分析
  • RFM(購入日・購入頻度・購入金額)分析
  • バスケット(買い合わせ)分析
小売・ECにおすすめな理由
  • 分析スキルがなくてもデータ準備のみで済むため、迅速な施策実行を実現。小売・ECに必要な分析を自動化。
  • 月額5万円からの利用可能。「売上レポートを見やすくしたい!」といったシンプルな要望でもコスパ良く使えます。
金融向け
モーションボードMotionBoard
モーションボード
MotionBoard公式
https://www.wingarc.com/product/motionboard/features/index.html
金融業向けの分析/機能
  • パレート図、ヒートマップなどの顧客分析
  • 地図機能(競合店・エリア分析)
  • 相続管理ワークフロー
  • 経済産業省への報告資料の自動生成
金融におすすめな理由
  • 情報セキュリティの国際規格ISMSやFISCの認証済み※2。オンプレでの導入可でセキュリティ基準が高いのが特徴です。
  • SFAや他データベースなど異なるソースとも柔軟に連携可能で、営業店の進捗管理などの効率化を図ります。
製造向け
スポットファイアSpotfire
スポットファイア
引用元:Spotfire公式HP
https://www.nttcoms.com/service/TIBCO/products/data-science/
製造業向けの分析/機能
  • 品質管理・不良分析
  • 歩留まり分析
  • 製造コスト分析
  • AIを用いた異常検知
製造におすすめな理由
  • 不良品の発生原因や装置異常をすぐに発見します。エラーを最小限に抑えて生産性を向上
  • AI・機械学習の活用で検査を自動化。人為的なミスやバラつきを防ぎ、品質判断の安定化を強化します。

※1 2025年1月編集チーム調べ

※2 参照元:MotionBoard公式HP(https://corp.wingarc.com/security_governance/certification.html)