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Yellowfin(Yellowfin Japan)

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目次

Yellowfinは、レポート作成やダッシュボード、ストーリーテリングまで対応するBIツールです。ここでは可視化機能や連携性、料金そして導入事例などをご紹介します。

Yellowfinの特徴

シームレスな組み込みと拡張性

Yellowfinは、既存のアプリケーションに分析機能をシームレスに組み込むことができる点が特徴です。独自のAPIやJavaScript APIを利用することで、ユーザーが普段利用しているシステムに自然に統合でき、違和感なくデータ活用の環境を構築できます。

また、オンプレミス、クラウド、ハイブリッドといった多様な導入形態に対応しており、企業規模やニーズに合わせた柔軟な拡張性が実現されています。

高いカスタマイズ性とブランド適合性

Yellowfinは、細部まできれいに整ったデザインと自由なレイアウト設定により、企業ごとのブランドイメージに合わせたカスタマイズが可能です。

ユーザーは独自のスタイルシートや画像、ナビゲーションバーの設定などを活用し、既存のアプリケーションの見た目や使い心地を変えることなくBI機能を提供できます。顧客に対して、一貫した使いやすさを実現できるのが大きな強みです。

自動化されたインサイトと
リアルタイムモニタリング

Yellowfinの自動ビジネスモニタリング機能は、AIが自動でデータを見張り、異常に気づく仕組みや設定数値の基準に基づくアラートにより、データの変化や異常値を瞬時に検知します。

これにより、従来の手動によるデータチェックの手間を大幅に削減し、リアルタイムでのインサイトの取得が可能。そのため、すぐに状況を判断して動けるようになり、ビジネスを他社よりも有利に進める手助けをしてくれる心強いツールとして活用されています。

Yellowfinの中小企業での
導入事例

MobiconにYellowfinを組み込み、CRMと業務効率を強化

  • 業界:自動車(中古車販売支援)
  • 企業名:リバイス

導入前の課題:
CRMを推進するにもデータが分断

顧客情報がバラバラで、一人ひとりに合わせた継続的な関係づくりができておらず、CRMがうまく活用されていませんでした。中古車事業者の業務も非効率な状態。

導入後の効果:業務支援に活用、分析連動でコスト削減を実現

独自の業務支援システムMobiconにYellowfinを組み込むことで、営業・CRM・アフターサポートまでを可視化。施策の実行と分析がつながり、プロモーションコストは最大40%削減されました。

著作権明細をYellowfinで見える化

  • 業界:音楽・エンターテイメント業界
  • 企業名:NexTone

導入前の課題:
著作権使用料の明細が活用しにくい

著作権者向けに使用料の明細をPDFやCSVで提供していましたが、情報量が多く、視認性や利便性に課題が。特に、楽曲ごとの利用傾向を把握したり、戦略的に活用するには不向きな形式でした。

導入後の効果:ポータルの利便性を強化

著作権者向けポータル「croass」にBIツールYellowfinを組み込み、使用状況をグラフやランキングで簡単に把握できる仕組みを整えました。これにより、情報の見やすさと使いやすさが向上し、ユーザーの満足度も高まっています。

Yellowfinの価格

料金プラン

公式HPに記載がありませんでした。

無料トライアルの有無

あり(30日間)

このメディアでは、業務の見える化を実現する中小企業向けのBIツールをまとめています。
業界別におすすめのツールを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Yellowfinの基本機能

アクションベースのダッシュボード

yellowfinイメージ
引用元HP:Yellowfin
https://yellowfin.co.jp/

直感的な操作でデータを視覚化するダッシュボードを提供しています。ノーコード・ローコードの開発環境により、ドラッグ&ドロップで簡単にダッシュボードを作成でき、ユーザーがすぐにデータに基づく行動が可能に。

グラフやボタン、条件を絞り込む機能などを自由に追加できるため、見たい情報をわかりやすく整理して表示することができます。

セルフサービスBI機能

質問を文章で入力するだけで知りたい情報を見つけてくれる機能や、かんたんに見やすいレポートを作れる機能を搭載しています。技術的な知識がなくても、ビジネスユーザー自身が必要なデータを抽出・分析が可能です。経営企画やマーケティング担当者が、自らの手でデータインサイトを得ることができ、従来の分析ツールに依存しないセルフサービス型のデータ活用が実現されています。

セキュリティ統合と管理機能

Yellowfinは、社員のログイン情報やアクセス制限を管理する社内の仕組みと、かんたんに連携できるセキュリティ機能を備えています。

たとえば、「誰がどのデータを見られるか」や「どのパソコン・スマホからアクセスできるか」といった設定も細かく調整できるため、社内の大事な情報をしっかり守りながら安心してデータを使うことができます。

Yellowfinのセキュリティ

ユーザーごとの細かな権限設定や行レベルでのアクセス制御により、情報漏洩リスクを低減。マルチテナント対応と操作履歴の記録で、安全かつ効率的に複数組織のデータ管理が可能です。

Yellowfinの
操作画面がわかる画像

※お客様のダッシュボードの事例を掲載

Yellowfinイメージ
引用元:Yellowfin HP
https://yellowfin.co.jp/blog/dashboard_gallery/element-care
Yellowfinイメージ
引用元:Yellowfin HP
https://yellowfin.co.jp/blog/dashboard_gallery/abrigo
Yellowfinイメージ
引用元:Yellowfin HP
https://yellowfin.co.jp/blog/dashboard_gallery/nhs-health

Yellowfinの紹介動画

Yellowfinはこんな人におすすめ

Yellowfinは、誰でも使いやすい操作画面と、自社システムへの組み込みやデザイン調整がしやすい柔軟性をあわせ持つBIツールです。

ドラッグ&ドロップでダッシュボードが作れ、AIが自動でデータの変化に気づいてアラートも通知。さらに、セキュリティや権限管理も細かく設定できるため、見たい情報を見たい人にだけ安全に届けられます。「使いやすさとカスタマイズ性を両立したい」と考える企業にぴったりです。

このメディアでは、業務の見える化を実現する中小企業向けのBIツールをまとめています。
業界別におすすめのツールを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Yellowfinの構築方法

  • 導入形態:オンプレミス、クラウド
  • 環境構築の代行:-
  • 構築後のアフターフォロー:-

Yellowfinと連携できるサービス

  • AWS、Azure、GCPなどのクラウドサービス
  • LDAP、Active Directoryなどのユーザー認証サービス
  • JavaScript API、REST APIを使った他のWebサービスとの連携
  • その他、外部BIツールやデータソースとの連携も可能

イエローフィンジャパンの
基本情報

会社名 イエローフィンジャパン株式会社
本社所在地 東京都千代田区内神田1-14-8 KANDA SQUARE GATE 5F
電話番号 03-6667-0282
公式サイトURL https://yellowfin.co.jp/
INDUSTRY SPECIFIC
業界別|
おすすめのBIツール3選

BIツールは70製品近く※1と多くの製品が存在することから、その中で自社にピッタリの製品を見つけるのは難しいもの。
ここでは、分析したいデータの傾向を整理し、業界別におすすめのBIツールを紹介します。

小売・EC向け
クラウドフォーミュラCloud Formula
クラウドフォーミュラ
引用元:Cloud Formula公式HP
https://cloudcrossing.co.jp/pages/cloud-formula
小売・EC向けの分析/機能
  • 売上、顧客データ分析
  • 購入チャネル分析
  • RFM(購入日・購入頻度・購入金額)分析
  • バスケット(買い合わせ)分析
小売・ECにおすすめな理由
  • 分析スキルがなくてもデータ準備のみで済むため、迅速な施策実行を実現。小売・ECに必要な分析を自動化。
  • 月額5万円からの利用可能。「売上レポートを見やすくしたい!」といったシンプルな要望でもコスパ良く使えます。
金融向け
モーションボードMotionBoard
モーションボード
MotionBoard公式
https://www.wingarc.com/product/motionboard/features/index.html
金融業向けの分析/機能
  • パレート図、ヒートマップなどの顧客分析
  • 地図機能(競合店・エリア分析)
  • 相続管理ワークフロー
  • 経済産業省への報告資料の自動生成
金融におすすめな理由
  • 情報セキュリティの国際規格ISMSやFISCの認証済み※2。オンプレでの導入可でセキュリティ基準が高いのが特徴です。
  • SFAや他データベースなど異なるソースとも柔軟に連携可能で、営業店の進捗管理などの効率化を図ります。
製造向け
スポットファイアSpotfire
スポットファイア
引用元:Spotfire公式HP
https://www.nttcoms.com/service/TIBCO/products/data-science/
製造業向けの分析/機能
  • 品質管理・不良分析
  • 歩留まり分析
  • 製造コスト分析
  • AIを用いた異常検知
製造におすすめな理由
  • 不良品の発生原因や装置異常をすぐに発見します。エラーを最小限に抑えて生産性を向上
  • AI・機械学習の活用で検査を自動化。人為的なミスやバラつきを防ぎ、品質判断の安定化を強化します。

※1 2025年1月編集チーム調べ

※2 参照元:MotionBoard公式HP(https://corp.wingarc.com/security_governance/certification.html)