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Codatum

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Codatum(コダタム)は、無料プランも用意されているBIツールです。Codatumは、特にエンジニアや分析担当者など、専門知識を有する方に人気があります。この記事では、特徴、導入事例、価格、基本機能などを紹介しています。

Codatumの特徴

データをコピーすることなく情報にアクセスできる

一般的なBIツールでは、データをコピーまたはインポートしてから分析に使う必要があります。そのため、最新の情報を反映させるには更新処理が必要です。一方、Codatumはデータを複製せずにデータウェアハウスへ直接接続できるため、最新のデータに直接アクセスできます。データ管理の手間を減らし、分析の効率化にもつながります。

エンジニアが活用しやすい設計

コードファーストの環境を採用しており、データエンジニアやデータサイエンティストにとって使いやすい設計が特徴です。高度なクエリ構築や分析を柔軟に実施できます。

Codatumの中小企業での導入事例

効果的なデータ収集と解析に役立った

  • 業界:小学校向けに教科書や副読本・教材・教具を提供する出版社
  • 企業名:株式会社光文書院
  • 規模:80名

導入前の課題:効果的な分析ができる仕組みが整っていなかった

「問題の理解度を把握したい」と考えても、集計や分析ができる仕組みが整っていませんでした。特にデータを活用する分析が難しく、必要な情報を得るまでに時間がかかっていたことが課題でした。

導入後の効果:詳細な分析が可能となり、結果を反映した取り組みができた

Codatumを導入したことで、データを用いた素早い分析ができるようになりました。利用率などの分析結果をプロダクトやコンテンツの改善に活かす取り組みが進んでいます。

※参照元:Codatum公式HP:(https://codatum.jp/cases/kobun)

Codatumでできることと注意点

Codatumで「できること」

  • DWHへの直接接続によるリアルタイム分析
    • DWH(データウェアハウス):分析用に整理・蓄積された巨大なデータの保管庫。
    • データをCodatum側にコピーすることなく、元の保管場所に直接接続してSQLで分析が可能です。
  • ノートブック形式での共同編集
    • ノートブック:文章、プログラム(SQL)、実行結果を一つのドキュメントにまとめる形式。
    • SQL:データベースを操作するための専用言語。
    • 複数のメンバーで同時に編集しながら、クエリの実行結果をリアルタイムで共有し、複雑な分析を効率化できます。
  • ドキュメント化とダッシュボード構築
    • マークダウン:簡単な記法で文章を装飾する仕組み。
    • 分析結果をマークダウンで文書化し、グラフや表を組み合わせて直感的なダッシュボードを作成できます。
  • 用途に合わせた柔軟な共有機能
    • チーム内共有だけでなく、特定の権限を絞った外部向けレポートや、誰でも閲覧できるパブリックリンクなど、状況に応じた共有が可能です。
  • 自社製品へのセキュアな埋め込み(埋め込み分析)
    • マルチテナント:1つのシステムを複数の顧客が、データを混同せずに安全に利用できる仕組み。
    • 自社のアプリやサイト内に分析画面を埋め込む際、顧客ごとに適切なデータアクセス制限(フィルタやソート等)をかけられます。
  • AI連携と高度な通知機能
    • 生成AIによるサマリー作成機能や、クエリ結果をSlack・メール・Webhook(外部アプリへの自動通知)へ飛ばす設定が可能です。
  • 企業向けのセキュリティ管理(上位プラン)
    • 多要素認証(MFA)やIPアクセス制限、操作履歴を確認できる監査ログなど、組織運用に必要な機能を備えています。

「できないこと」や「注意すべき制限事項」

  • データ自体の保管・蓄積
    • 本サービスは「データの加工・閲覧」に特化しており、データを貯める場所(DWH等)は別途用意する必要があります。
  • 接続できるデータソースの限定
    • 現在はBigQueryやSnowflakeなどが中心です。一部の接続先はベータ版(試用段階)や開発中のため、対応状況の確認が必要です。
  • プランによる機能・上限の差
    • 個人向けプランではノートブック作成数やメンバー数に上限があり、レポート機能や監査ログなどは上位プランでの提供となります。
  • 公開リンクにおけるIP制限の適用外
    • 外部公開用の「パブリックリンク」にはIPアドレスによるアクセス制限をかけられません。公開範囲の管理には注意が必要です。
  • 権限設計の複雑さ
    • 「ノートブックを見る権限」があっても、その元となる「データ接続(コネクション)への権限」がないと、内容の実行や閲覧が制限される場合があります。
  • 一部機能の未完成(開発中)ステータス
    • PDFレポートの作成や一部の埋め込み機能など、現在は開発中であったり個別問い合わせが必要だったりする機能が含まれています。

Codatumの価格

料金プラン

プラン名 Personal
初期費用 公式HPに記載がありませんでした
月額費用 無料(3メンバー)
プラン名 Team
初期費用 公式HPに記載がありませんでした
月額費用 12,000円/月(※10メンバーを含む)
+1,200円メンバー/月
プラン名 Multi-team
初期費用 公式HPに記載がありませんでした
月額費用 60,000円/月(※50メンバーを含む)
+1,800円メンバー/月
プラン名 Enterprise
費用 要問合せ
(※年間契約:180,000円/月~)

無料トライアルの有無

無料プランがあります。

このメディアでは、業務の見える化を実現する中小企業向けのBIツールをまとめています。
業界別におすすめのツールを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Codatumの基本機能

レポートやグラフの共有

Codatumイメージ
※引用元:Codatum公式HP
https://codatum.jp/blog/product/paid-plan-release

分析した内容を簡単にレポートやグラフとしてまとめることができます。それをチーム内または社外の関係者と共有できる機能が用意されています。

AIアシスタントを活用できる

SQLの生成や編集、チャート作成をサポートするAIアシスタント機能が提供されています。全プランで利用可能です。

Codatumのセキュリティ

データを取り扱うリスクを抑えるには、誰がどの情報を見られるかを定めておくことが重要です。Codatumには、権限管理や監査ログなど、組織の規模に合わせてセキュリティを細かく制御できる仕組みが搭載されています。

そのため、少人数での利用はもちろんのこと、大規模組織でもセキュリティ面の不安を軽減し、導入しやすい仕組みです。外部のパートナーに一部の情報だけを共有したい場合にも対応できます。

Codatumの
操作画面がわかる画像

Codatumイメージ
※引用元:Codatum公式HP
https://codatum.jp/blog/product/paid-plan-release
Codatumイメージ
※引用元:Codatum公式HP
https://codatum.jp/blog/product/paid-plan-release
Codatumイメージ
※引用元:Codatum公式HP
https://codatum.jp/blog/product/paid-plan-release

Codatumの紹介動画

Codatumの紹介動画はトップページ上部より確認可能です。

※参照元:Codatum公式HP:(https://codatum.jp/)
Codatumは
こんな人におすすめ

Codatumは、日常業務の中で積極的にデータを活用したい人に適したサービスです。たとえば、営業の数字や売上データを確認して素早く意思決定をしたい場合や、チーム全体でデータを活用した分析を進めたい企業に向いているでしょう。セキュリティ面では閲覧権限を細かく設定できるため、情報管理を重視する企業にも適しています。

このメディアでは、業務の見える化を実現する中小企業向けのBIツールをまとめています。
業界別におすすめのツールを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Codatumの構築方法

  • 導入形態:クラウド
  • 環境構築の代行:公式HPに記載なし
  • 構築後のアフターフォロー:◯(※一部プランでチャットサポートなどを提供)

Codatumと連携できるサービス

  • データベース:PostgreSQL、MySQLなどに対応

公式HPに記載がありませんでした。

Codatumの基本情報

会社名 株式会社CODATUM
本社所在地 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 10F
電話番号 公式HPに記載なし
公式サイトURL https://codatum.jp/
INDUSTRY SPECIFIC
業界別|
おすすめのBIツール3選

BIツールは70製品近く※1と多くの製品が存在することから、その中で自社にピッタリの製品を見つけるのは難しいもの。
ここでは、分析したいデータの傾向を整理し、業界別におすすめのBIツールを紹介します。

小売・EC向け
クラウドフォーミュラCloud Formula
クラウドフォーミュラ
引用元:Cloud Formula公式HP
https://stkqps2z.lp-essence.com/
小売・EC向けの分析/機能
  • 売上、顧客データ分析
  • 購入チャネル分析
  • RFM(購入日・購入頻度・購入金額)分析
  • バスケット(買い合わせ)分析
小売・ECにおすすめな理由
  • 分析スキルがなくてもデータ準備のみで済むため、迅速な施策実行を実現。小売・ECに必要な分析を自動化。
  • 月額5万円からの利用可能。「売上レポートを見やすくしたい!」といったシンプルな要望でもコスパ良く使えます。
金融向け
モーションボードMotionBoard
モーションボード
MotionBoard公式
https://www.wingarc.com/product/motionboard/features/index.html
金融業向けの分析/機能
  • パレート図、ヒートマップなどの顧客分析
  • 地図機能(競合店・エリア分析)
  • 相続管理ワークフロー
  • 経済産業省への報告資料の自動生成
金融におすすめな理由
  • 情報セキュリティの国際規格ISMSやFISCの認証済み※2。オンプレでの導入可でセキュリティ基準が高いのが特徴です。
  • SFAや他データベースなど異なるソースとも柔軟に連携可能で、営業店の進捗管理などの効率化を図ります。
製造向け
スポットファイアSpotfire
スポットファイア
引用元:Spotfire公式HP
https://www.nttcoms.com/service/TIBCO/products/data-science/
製造業向けの分析/機能
  • 品質管理・不良分析
  • 歩留まり分析
  • 製造コスト分析
  • AIを用いた異常検知
製造におすすめな理由
  • 不良品の発生原因や装置異常をすぐに発見します。エラーを最小限に抑えて生産性を向上
  • AI・機械学習の活用で検査を自動化。人為的なミスやバラつきを防ぎ、品質判断の安定化を強化します。

※1 2025年1月編集チーム調べ

※2 参照元:MotionBoard公式HP(https://corp.wingarc.com/security_governance/certification.html)