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Graylog

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Graylogは、単一のプラットフォームにログのルーティングやストレージコスト管理機能を標準仕様として組み込み、データの取り込みに費用が発生しない、コスト効率を重視したツールです。この記事では、Graylogの特徴や導入事例、価格、基本機能などについて紹介します。

Graylogの特徴

標準仕様のツール群で効率的にログを管理

システム環境の中で発生するログを収集し、分析する統合ログ管理ツールです。GUIからサーバーの管理やログの参照、データの可視化を行うことができ、大量のログも迅速に検索できます。ログ以外の情報も読み込み、蓄積したうえでグラフ化します。

複数種類のログを扱える

ログフォーマットはテキスト・JSON・Syslog・CSVといった幅広い形式を扱うことができます。いずれも自動で読み込み・解析・正規化し、共通形式にて保存できるため、検索が容易です。システムごとに異なるログを個別に分析する手間が省け、運用管理を効率化。オープンソースソフトウェア(OSS)のため、ログの管理にライセンス費用はかかりません。初期投資や契約期間の定めがなく、小規模環境にも対応しており、監視環境をカスタマイズしやすい柔軟性が特徴です。

Graylogの中小企業での導入事例

ログの処理時間を短縮し可視性も向上

  • 業界:情報・通信業(オンラインゲーム)
  • 企業名:Kaizen Gaming

導入前の課題:

同社では大規模イベント開催時のトラフィックの急増に合わせてログを可視化できるシステムを求めており、従来は負荷に耐えられず処理速度の低下などが課題となっていました。

導入後の効果:

ログの処理時間が30秒から3秒に短縮され、クラスター速度は10倍以上アップ。リアルタイムのログ管理に加え、可視性も向上しました。

Graylogのできることと注意点

Graylogでできること

  • データのスマートな分析と可視化
  • 大量のデータを含むログの収集・解析・横断検索を行い、可視化に対応します。
  • 異常発生時のすばやい検出
  • 大量のログ管理に加え、脅威検出・インシデント対応のしやすさにも特化しています。

Graylogの注意点

  • ログを保存するシステムではない
  • ディスク容量が枯渇するおそれもあるため、他の方法でログを保存する必要があります。

Graylogの価格

料金プラン

プラン名 Graylog Open
初期費用 無料
月額費用 無料
プラン名 Graylog Enterprise
初期費用 記載なし
月額費用 $15,000/年(税不明)

無料トライアルの有無

以下のフォームから、無料トライアルを申し込みできます。

参照元:Graylog公式HP(https://graylog.org/try-graylog/

このメディアでは、業務の見える化を実現する中小企業向けのBIツールをまとめています。
業界別におすすめのツールを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Graylogの基本機能

Graylogの基本機能
※引用元:Graylog公式HP
https://graylog.org/products/source-available/

複数のログ形式を収集・分析

ログの管理においては、複数のシステムに分散し一元管理が難しいといった課題がみられます。Graylogは、システムに蓄積されたログがストレージを圧迫しないように集約し、状況把握・管理・分析を容易にします。異常発生時にはログを分析し、問題のある箇所に対応しやすくなります。

Graylogのセキュリティ

リアルタイムで異常を検知する仕組みに加え、APIの脆弱性に着目して脅威やAPI、PIIの検出を単一ノード・16GBのストレージ内で行います。リスク評価スコアリングや脅威検出時のアドレスブロックも活用できます。

Graylogの操作画面がわかる画像

Graylogの操作画面
※引用元:Graylog公式HP
https://gettingstarted.graylog.org/assets/v2/guides/3-dashboards.ftl

Graylogの紹介動画

YouTubeにて以下から視聴可能です。

YouTube(FanRuan Software)(https://www.youtube.com/watch?v=DHNkk9ZWzTI
Graylogは
こんな人におすすめ

Graylogは、大量のログを分析し、効率的に管理したい方におすすめのBIツールです。ハイスピード・スケーラブルなオープンソースソフトウェアとして、高度な検索性や視覚化機能を搭載しています。ITやオンラインサービスの運用、セキュリティ監視を行いたい方におすすめです。

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Graylogの構築方法

  • 導入形態:オンプレミス・クラウド
  • 環境構築の代行:-
  • 構築後のアフターフォロー:-

Graylogと連携できるサービス

  • データベース連携:OpenSearch・Elasticsearch・MongoDB
  • ログ収集ソース:Syslog・AWS・Windowsイベントログ・Kafka・HTTP API・Beats
  • 外部連携:メールサーバー・Slack・PagerDuty ・Webhook連携

Graylogの基本情報

会社名 Graylog Inc
本社所在地 1301 Fannin St, Ste. 2000 Houston, TX, 77002, USA
電話番号 公式HPに記載なし
公式サイトURL https://graylog.org/
INDUSTRY SPECIFIC
業界別|
おすすめのBIツール3選

BIツールは70製品近く※1と多くの製品が存在することから、その中で自社にピッタリの製品を見つけるのは難しいもの。
ここでは、分析したいデータの傾向を整理し、業界別におすすめのBIツールを紹介します。

小売・EC向け
クラウドフォーミュラCloud Formula
クラウドフォーミュラ
引用元:Cloud Formula公式HP
https://stkqps2z.lp-essence.com/
小売・EC向けの分析/機能
  • 売上、顧客データ分析
  • 購入チャネル分析
  • RFM(購入日・購入頻度・購入金額)分析
  • バスケット(買い合わせ)分析
小売・ECにおすすめな理由
  • 分析スキルがなくてもデータ準備のみで済むため、迅速な施策実行を実現。小売・ECに必要な分析を自動化。
  • 月額5万円からの利用可能。「売上レポートを見やすくしたい!」といったシンプルな要望でもコスパ良く使えます。
金融向け
モーションボードMotionBoard
モーションボード
MotionBoard公式
https://www.wingarc.com/product/motionboard/features/index.html
金融業向けの分析/機能
  • パレート図、ヒートマップなどの顧客分析
  • 地図機能(競合店・エリア分析)
  • 相続管理ワークフロー
  • 経済産業省への報告資料の自動生成
金融におすすめな理由
  • 情報セキュリティの国際規格ISMSやFISCの認証済み※2。オンプレでの導入可でセキュリティ基準が高いのが特徴です。
  • SFAや他データベースなど異なるソースとも柔軟に連携可能で、営業店の進捗管理などの効率化を図ります。
製造向け
スポットファイアSpotfire
スポットファイア
引用元:Spotfire公式HP
https://www.nttcoms.com/service/TIBCO/products/data-science/
製造業向けの分析/機能
  • 品質管理・不良分析
  • 歩留まり分析
  • 製造コスト分析
  • AIを用いた異常検知
製造におすすめな理由
  • 不良品の発生原因や装置異常をすぐに発見します。エラーを最小限に抑えて生産性を向上
  • AI・機械学習の活用で検査を自動化。人為的なミスやバラつきを防ぎ、品質判断の安定化を強化します。

※1 2025年1月編集チーム調べ

※2 参照元:MotionBoard公式HP(https://corp.wingarc.com/security_governance/certification.html)